いとや
広島で60年余りの歴史をもった老舗ユニフォーム専門店。
1,000アイテム以上の品揃えと、圧倒的な提案力で、貴社のイメージアップをお手伝いします。
つらつらと豆知識を並べております(^-^;
ある程度ネタをストックしておかないと、
ネタを考える時間が取れません。
ブログって難しいですよね。
今回は「カフスボタン」について。
「カフスボタン」とは、シャツやブラウスの袖口を止めるための装飾具です。
一般的には袖口についているボタンで留めますが、
ちょっとおしゃれをしたいときや、
ダブルのカフスでは「カフスボタン」を使用します。
この「カフスボタン」という呼称は和製英語で、
ファッション用語的には「カフリンクス(Cuff Links)」と言います。
袖口(Cuff)をつなげる(Link)させる物という意味ですね。
チェーン式
デザインが施されたフェースと、反対側を止めるバッキングを
チェーンで結んでいます。
どちらかというとクラシックなものが多いように思います。
スウィヴル式
これにそんな名前があったのかと思いました(^-^;
バッキング部分が稼動して止めるタイプです。
ばねが内臓されており、
カクカク動くのが幼心にも印象てきでした。(^-^;
ショップに行って、「カフリンクスを探しているんですけど~」
というと、なんだか通っぽいですよね。
なお、
カフリンクスに限りませんが、
特に男性、礼装時の装飾については、
昼は白蝶貝や真珠など白のもの、
夜は黒蝶貝やオニキスなど黒のものをつけなければなりません。
また、弔事の際にはアクセサリー類は付けないほうが良いとされます。
いつ何時、礼装が求められるかわからないので、
こうしたアクセサリー類も正装用のものを持っておきたいですよね。
正装はあまり関係ありませんが、
【事務服@いとや】はこちらです>>
女性用のネクタイって少ないですよね。
首回りを飾るアイテム(スカーフ、ネックレス、チョーカーなど)も多いので、
「襟元をしめる」という縛りが無いからかも知れません。
そんなネクタイの正しい長さのお話を前回しましたが、
ネクタイ自体の長さが違ったり、
芯地の厚みによって巻いたときに取られる長さが違ったり、
いつも同じ長さにするにはちょっとコツが必要です。
~結び方で調整する~
一番長くなるのは「プレーンノット」です。
「プレーンノット」より「セミウインザーノット」、
「セミウインザーノット」より「ウインザーノット」の方が長さを取られます。
私がインポートのネクタイで長くて芯の薄いものを使うときには、
「ウインザーノット」からさらにもう一回結びが大きくなるように巻いています。
~小剣で調整する~
表となる大剣の位置は変えられないので、
後ろ側の長さを調整することで、全体の長さを整えます。
だいたいは結び始める位置を調整することで、
小剣側の長さが決まるのですが、
ネックポイントから遠いところでクロスさせると、
後々一杯締めないといけなくなり、
大剣が短くなってしまいがちです(^-^;
背の低い方などは、
大剣より小剣の方が長くなってしまうそうで、
・小剣通しに二回通す
・小剣をシャツの中に入れる
といった工夫をされているそうです。
【事務服@いとや】はこちら>>
気が付いたら4月も後半戦に突入しています。
4月8日以降の記憶がありません(^-^;
今回はネクタイの長さについてです。
仕事柄、マネキンやたまにお客様にネクタイを結ぶ時があるのですが、
一発でピッタリな長さに決まると気持ちがいいです。
ちょうど良い長さは、
「大剣の先がベルトのバックルにかかるくらい」
と言われています。
短すぎるパターン。
前掛けみたいですね(^-^;
「ネクタイを締めている風」ポロシャツ
などもありますので、カジュアルよりになります。
長すぎるパターン。
フンドシみたいですよね(^-^;
トイレに行ったりするときにとても邪魔になるので、
よほどの無頓着ではない限りは、
ここまで長くしないのではないかと思います。
インポート物のネクタイとかだと、
他のネクタイと同じ結び方をしてもだいぶ余ってしまうときもあります。(^-^;
いつも適当に結んでいますが、
だいたいちゃんとした長さで結べるので、
慣れってあるなぁと思います(^-^;
ネクタイのラインナップは少ないですが、
【事務服@いとや】はこちら>>
最後に更新をしたのが4月8日(花祭り)。
二週間ぶりの更新になります(^-^;
過去、ここまで更新に時間を空けたことはなかったのですが、
どうも手が回ら無い状態デス(^-^;
だいたいは入学式までダダダッっと駆け抜けるのですが、
夏物納品までのこの期間が、
新入学後の買い足し需要や、冬ものの交換、夏物のオーダー変更など
で地味に結構な作業があります。
そして、入学式以降はスクランブル体制が解除されることにより、
無理も効きにくくなります。
メーカーに勤めていた時も、この時期が一番しんどかったです(^-^;
さぁ、ブログも頑張って更新しよう!
引き続き【事務服@いとや】をよろしくお願いいたします。
【事務服@いとや】はこちら>>
今日は4月8日。花祭りです。
と昨年はのんきなブログを書いておりました(^-^;
本日でほとんどの学校の入学式が終ります。
入学式に間に合わせることが使命の学生服屋にとっては、
これが終ることで一段落です。
多少事後処理はありますが、直前ほどのバタバタは無くなります。
学生服業界のバタバタは半端ではありません。
いかに間に合わせるかがすべてですので、
ありとあらゆる手段を使います(^-^;
工場が大変なことになると、
営業スタッフが送り込まれた缶詰にされるというエピソードもあったりします。
こうした無茶が出来るのも、
学校制服のほとんどは日本国内で生産をされているからなのです。
夜に発注漏れが発覚しても、翌日の昼に発送ができる。
などという無茶苦茶が出来てしまいます。
このペースを4月8日以降やろうとすると、
工場にめちゃくちゃ怒られます、あたりまえですが(^-^;
衣服の価格はほとんど人件費で構成されています。
そのため、価格をおさえようとすると、どうしても人件費の安い所にシフトしてしまいます。
国内の縫製工場はだいぶ少なくなってしまいました。
また研修生を入れているところも多く、すたれていく一方です。
一度技術が失われてしまうと、再興するのは大変ですので、
ほそくでも続いていけばと思います。